リスティング広告を初めて出稿する際に、絶対に設定しておきたいことの1つがコンバージョンタグの発行・設置です。
インターネット広告のメリットの代表的なものとして、効果測定が出来るということがよく挙げられます。
いくら使って、どれくらいのクリックがあって、どのくらいの人が問い合わせをしたのか、購入したのかなどを管理画面上で全て把握することが出来ます。
そこで言うところの「問い合わせ数」や「購入数」などの、商用目的のサイト上で獲得できる最終的な成果のことをコンバージョン(CV)といいます。
コンバージョンの設定を行うことで、どの媒体・キーワード・広告から成果が発生したのかを明らかにすることが出来ます。
コンバージョンポイントのあるWEBサイトであれば、設定をしておくことは必須となります。
まずは管理画面にログインしてください。スポンサードサーチの設定を行いたいアカウントにログインした後、ツール⇒コンバージョン測定 と進みます。
コンバージョン設定⇒コンバージョン測定の新規設定と進むと、以下のような画面になります。
コンバージョン名:コンバージョン測定の名称です。
コンバージョン種別:コンバージョンを測定したいユーザー行動を選びます。たいていの場合はウェブページになると思います。
コンバージョン測定の目的:目的を選択しの中から選びます。該当するものが無い場合「その他」となります。
コンバージョンの設定情報:タグを設置するページの形式とセキュリティレベルを選びます。
1コンバージョンあたりの売上金額:売上金額が固定値の場合は入力しておきましょう。
保存してタグを取得を押すと、設定が完了します。
そして、コンバージョン設定画面に戻り、タグを表示をクリックするとコンバージョンタグが発行できます。
発行したタグは問い合わせや購入完了ページの</body>直前に挿入すればOKです。
ログインし、運用ツール⇒コンバージョントラッキングをクリック、更に「+コンバージョン」を押します。
「コンバージョンの発生元」はYahooの「コンバージョン種別」と同様です。あてはまるものを選んでください。
そうすると下記のような画面に遷移します。
名前:コンバージョンの名称です。
値:売上金額などを設定できます。
参考 https://support.google.com/adwords/answer/3419241?&hl=ja&authuser=0
カウント:カウント方法を選びます。ユニークにする場合が多いと思います。
すべて⇒1 回の広告のクリックが 3 回の購入につながった場合、コンバージョンが 3 回カウントされます。
ユニーク⇒ 1 回の広告のクリックが 3 回の購入につながった場合、コンバージョンが 1 回カウントされます。
計測期間:特に指定が無い場合、デフォルトのままでOKです。
カテゴリ:アクションに最もよく当てはまるカテゴリを選択してください。
最適化:自動入札にこのコンバージョンを使うかどうかを選べます。
保存すると、コンバージョンの設定が完了します。
タグをコピーしてYahoo同様問い合わせや購入完了ページの</body>直前に挿入すればOKです。
コンバージョン設定はタグの埋め込みまで数分で出来ます。
せっかくリスティング広告を出稿するのであれば、是非やっておきましょう。