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Googleアナリティクスで平均セッション時間が0秒?その理由は

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2015/04/14 |  リベラボ

グーグルアナリティクスの平均セッション時間はホントはかなり曖昧な数字?

Googleアナリティクスで見れる指標の1つに「平均セッション時間」があります。 類似項目としては「平均ページ滞在時間」があり、それぞれ

 

  • 平均セッション時間:全てのセッションの継続時間をセッション数で割ったもの
  • 平均ページ滞在時間:ユーザーが特定のページを閲覧した平均時間

 

と定義されます。

 

一概に長ければ良い、というものではありませんが、重要指標の1つとして見ている方は多いのではないでしょうか。 一般的に「平均滞在時間が短いのは、ユーザーの求めている情報がないor見つけにくいから」と言われることが多いです。

しかし、この平均セッション時間は、サイトやLPの構成によっては注意が必要な項目です。

 

平均セッション時間が0秒??

アクセスの少ないサイトだと、まれに流入元別でみるとセッションが0秒という事態も起こり得ます。それだけ見ると、「サイトを開いて、すぐに離脱している!修正が必要だ」と思う方もいらっしゃるかと思います。

 

しかし、これはGoogleアナリティクスの計測方法のトラップなのです。Googleアナリティクスでは、技術的に「ページを閉じた」時間を計測することが出来ないため、セッション時間の終点は「最期のページを閲覧し始めた」時間となってしまいます。 具体的にどういうことか、下記の図をご覧ください。

  ga-average1

TOPページから入り商品ページ①、商品ページ②と閲覧し離脱した場合、普通に考えればセッション時間は0:00から離脱した0:30までの30分間ですが、GAの計測では20分となってしまいます。

  参考:Googleアナリティクスヘルプ 平均セッション継続時間

そして開始ページがページ内にCVボタン以外一切リンクのないLPだった場合、CVする数パーセントのユーザー以外は「平均セッション時間0秒」と記録されてしまいます。

  ga-average2

ですので、上記のようなランディングページを持っており、そちらが入口ページのメインであれば、平均セッション時間・滞在時間に関しては注意が必要です。 それ以外の場合でも、あくまで参考としてとらえておくとよいと思います。

 

解決策

大きく2つの解決方法があります。 一つは、アナリティクスのタグをカスタマイズして、「10秒以上滞在したユーザー」などを取れるようにすることです。 JavaScript等に詳しくない場合は、もう一つの解決方法である、他のアクセス解析ツールを追加で導入するのがおすすめです。 弊社のサイトでも「Ptengine」を入れています。こちらであれば直帰ユーザーの滞在時間も計測することが可能です。   Ptengine公式ページ

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