2016年11月16日より、Yahoo!プロモーション広告スポンサードサーチで「拡大テキスト広告」という新しい形式の広告文を入稿することが可能になりました。
【スポンサードサーチ】広告掲載フォーマット「拡大テキスト広告」追加の詳細について
内容としては、その名の通り文字数を「拡大」したテキスト広告です。
8月にアドワーズで拡張テキスト広告がローンチされており、そちらの内容を周到した仕様となっています。
上記の通り、特にタイトルでの文字数が2倍となっており、目立ちやすい、より多くの訴求が出来る、というメリットがあります。
イメージとしては上記となります。
アドワーズの拡張テキスト広告移行の際には、多くのアカウントでクリック率を改善することが出来ました。
そのため、Yahoo!でも近しい効果は期待できるのではないかと思い、早い段階で拡大テキスト広告の追加を行い、従来形式の広告と均等配信するテストを行いました。
まだ2週間ほどなので参考値ではありますが、当社で運用しているアカウントのいくつかでデータをまとめてみました。
試しに3アカウントで集計したところ、全てのアカウントで拡大テキスト広告の方が圧倒的にクリック率が高くなったという結果になりました!
アカウントにより差は出るでしょうが、クリック率の改善は品質スコアの改善につながり、
更にクリック単価を安くすることにつながりますので、中長期的に見て効果は非常に高いと言えます。
改善ポイントとしては文字数の増えたタイトルでどのような訴求をするかというところと、
新しく設定できるようになった表示URLディレクトリをどう設定するかというところになると思います。
1点注意点としては、最初のうちは拡大テキスト広告と従来形式を均等配信にしていても
従来形式にIMPが寄る傾向があるという点です。
こちらは今見ている限り多くのアカウントで同様の傾向があります。
恐らく、実績のある従来形式の広告の方がオークションで勝ちやすいということだと推測されます。
リスクヘッジのためにも、切り替えの際にはまずは併用で配信し、インプレッション数の推移を見て完全切り替えを行うのが良いかと思います。
Yahoo!社の発表では2017年3月には従来形式広告の入稿は出来なくなりますので、早めに取り掛かることがお勧めです!
拡張テキスト広告に近しい効果の期待できるYahoo!の拡大テキスト広告。
早めの入稿がおすすめです。
移行の際には、従来広告との併用でテストをしていき、数字を確認しながらが良いと思います。
個人的には「拡張テキスト広告」と「拡大テキスト広告」がややこしいので、両方出来るだけ「ETA」※ という呼び方をしたいと思います!
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